マランツ7Kは素晴らしいプリアンプです。
何と言ってもコストパフォーマンスが抜群です。
20万円もあれば手に入れることが可能でこの価格帯にして対抗できるプリアンプは皆無と言っていいでしょう。
一つだけ欠点を挙げるとすればキットなので個体による出来不出来が激しいことが言えるかと思います。
しかし、不出来な(配線の汚い)アンプであっても音には影響ありませんから心配は無用です。
安いアンプなので自分が気に入るように改造も気軽に出来ます。といっても必要十分な音が出ていますので改造する必要もありません。
どこのだれかがカップリングコンデンサーをスプラグのブラックビューティーに交換すると音が激変するとのたまっておりますが「そんな話は嘘です」ので気を付けてください。
7Kに使われているプレッシーのフィルムコンデンサは信頼性が高いですのでリークなどまず起きません。
わざわざブラックビューティー等という著しく信頼性の劣るビンテージコンデンサーに交換する必要はありません。
巷でオリジナルのマランツ7が抜群に音が良くて7Kはその足元にも及ばないという評価がありますがその話も「嘘」ですので気を付けてください。
勿論音の傾向は違うかもしれませんが「文学的な表現でオリジナルのマランツ7を神様のように表現する」大げさな人がいるようです。
きかこに言わせればオリジナルのマランツ7は「電源電圧が117V 、信頼性の低いオイルペーパーコンデンサー」なので全く使う気になりません。
こんなアンプに50万円以上の価値などありませんよ。