71Aアンプのシャーシーが小さすぎ。。。

71A出力管を用いたアンプを企画しておりますがその部品をまた調達しなければなりません。

中国製の6P1シングルアンプから部品を取るために解体作業を行いました。

このアンプは完成品を購入したもので、きっと作るのは大変時間がかかったのでしょうが解体の時間はあっという間に終わりました。

外した大物部品であります出力トランス2個と電源トランス1個とチョークトランスです。

なかなか立派な出力トランスで一次側が5kΩで二次側が4Ωと8Ωです。

これら部品をマルツオンラインで購入しましたシャーシーに並べてみました。

シャーシーにはきかこがいつも標準的に使っていますLEADのS4よりワンサイズ小さなS5タイプを購入してみました。

しかし写真でみて分かるようにS5ではちょっとレイアウトが窮屈でした。

これはお金が無いのに無駄な買い物をしてしまいましたよ。

部品が占める面積の見切りを誤ったようです。

失敗したのをいつまでも悔いていても仕方がありませんので気を取り直しまして再びマルツオンラインでS4を注文し直しましたよ。

現金が無いのでクレジットカードを使ってしまいました。

本当は5万円位ヤフオクでダイナコのPAS3を売った売上が手に入っている予定なのですが売った相手が受け取り連絡をしてくれないのでお金が無いのです。

ちょっと相手方に催促をしてみようかと考えているきかこでした。

71Aシングルアンプの検討

小型送信管1626を使ったパワーアンプも完成してしまい、また暇になりました。

この次のテーマは冒頭の写真に載せました71Aという真空管を使ったステレオアンプです。

RCAのチューブマニュアルを見るとEp180V、バイアスー40Vで出力が0.79W出るという球のようです。

直熱の3極管でフィラメントは5V0.25Aでちょうどラジオ球であります12Aを一回り大きくしたような真空管ですね。

問題はこのフィラメントをどのように直流点火するかということです。

フィラメント用の専用トランスを買うとまた3000円位しますし、それに伴ってダイオードブリッジや大容量の平滑コンデンサも調達しなければなりません。

どうしようか考えていたところでひらめいたのが次の写真です。

100円ショップで200円で売っているUSBの充電器です。

出力は丁度5V1A取れるのでフィラメントの直流点火に使えそうです。

早速分解してみました。

おおっ!スイッチング電源用の小型のトランスが現れました。

この基板を取り出しまして裏側を見てみるとちゃんとした回路が組まれています。

こんなものが200円で買えるとは驚きです。

回路を多少追いかけてみるとトランスの2次側出力からのフィードバックは掛かっておらずおそらくトランスの1次側で定電圧化しているのだと思います。

スイッチング周波数はおそらく70kHz位でしょうから多少リップルが残っていても耳には聞こえないはずです。

早速実験です。

餌食となるのはヤフオクで新品15000円で購入した中国製6P1シングルアンプです。

こんなふうに6P1シングルアンプのシャーシーをひっくり返しまして右チャンネルの6P1を引っこ抜いて71Aの配線をいたします。

これが200円のフィラメント点火用スイッチング電源です。

スイッチング電源の2次側に71Aのフィラメントを繋いで点火してみると少し電圧がドロップして4.8Vになりましたがこのくらいは問題ないでしょう。

71Aのフィラメントは45に比べて細く、それがほんのり赤く点火してちょっと頼りなさげな印象です。

写真に写っている抵抗はカソードの自己バイアス抵抗であり2kΩです。

いよいよアンプ全体の電源を入れて+B電圧をかけてみました。

入力に正弦波を入れて出力電力を測るとなんと1W以上出るんです。

この時のプレート損失を計算したら4.5Wもプレートに入っていることが分かりあわてました。

71Aのプレート損失は3.6Wだそうなので1Wもオーバーして使ってしまったことになります。

これでは良くありませんので+B電圧のチョークトランスと直列に抵抗を入れて電圧を下げました。

プレート損失は3.4Wになりこの時の出力は0.77WとなりほぼRCAのチューブマニュアルの通りとなりました。

早速試聴をしてみました。

こんな感じでオーディオラックに入れまして入出力端子を繋ぎます。

電源を入れてスピーカーに耳をピッタリとつけて残留ハム音を聴いてみましたが「全くの無音」で素晴らしいS/Nです。

音楽を聴いてみましょう。

ソースにはマイルスデイビスのLPを用いましたが71Aはその頼りなさげなフィラメントからは想像できないような素晴らしい音を出してくれました。

これはアンプ完成が楽しみです。

早速にマルツオンラインでシャーシー等の部材を発注しましたよ(計3500円)。

次回は6P1のシングルアンプの解体やシャーシーレイアウトの状況を報告できるかと思います。

 

小型送信管1626を使ったアンプが完成!

1626真空管を使ったアンプが完成しました。

3極管を使ったアンプは作るのが簡単なので配線はあっという間に終わりました。

配線の状況写真ですがまあまあの綺麗さに仕上がっているのではないかと自負しております。

今回はラグ板をふんだんに使うことが出来たので配線もいい感じにまとまった感じなんです。

そして真空管を差した写真がこれです。

歴代のきかこが作ったアンプの中で一番格好がいいと思っております。

そして初の火入れです。毎度ドキドキ致します。

+B電圧やバイアス電圧電圧をまずはチェックしますがステレオにした為か冒頭の写真の回路図より+B電圧の低下が見られます。

実際にモノラルの時には225Vあった+B電圧が200V程度に下がってしまっております。

これのおかげで最大出力が0.72Wから0.56Wに下がってしまいました。

この時のプレート損失は約3.5Wでした。

電源トランスにラジオ少年様のBT-3Hを使ったのですがちょっと電源の容量が不足しているようですね。

BT-3Hは3300円と安価に購入できるので採用したのですが+B電圧が220V、60mAしか取れないのでこのアンプにはギリギリの容量だったかもしれません。

この記事を見ている方がこの回路を参考にして追試される場合にはトランスの容量の大きいものを使って下さい。

まあ出力が低下してしまったのは仕方がないのでオーディオシステムに入れて試聴することにしました。

音は気のせいか素晴らしく音抜けが良くトランペットの音やサックスの音がリアルに聞こえます。

これは素晴らしい音質のアンプが完成いたしました。

アンプのエージングを兼ねて7時間程度電源を入れっぱなしにして電源トランスの発熱を調べてみましたが表面温度が50℃以下なのでOKとします。

松本に帰ったらマルチアンプシステムの高域用アンプとして活躍させようと思っております。

1626真空管アンプのヒーター配線まで終わったぜ!

前面のパネルの加工が終わりましたので写真をパチリ。。。

前面パネルは丸穴だけなので簡単でした。

そしてリアパネルも加工が終わりました。

ACのインレットとヒューズホルダーの加工が大変でした。

ちょっと不恰好な穴あけになってしまいましたが目立たないリアパネルなので良しとします。

前面の部品を取り付けた所です。

目につく所なのでボリューム、パイロットランプ、スイッチの配置は時間をかけて美的な位置を検討しましたのでデザインバランスが良いと思っています。

そしてリアパネルに部品を付けた所です。

リアパネルもまあまあのバランスでしょう。

そして全面に真空管ソケット等の軽い部品を取り付けた所です。

最後に重いトランス類を取り付けて組み付けが完了です。

ここで真空管をソケットに軽く差し込んで完成した姿をチョイ見します。

6AU6が一本無いのはソケットから外す時に割れてしまったためです。

ソケットからMT管を外す時に真空管が割れるなんて初めての経験です。

きっともともとクラックが入っていたのだと思います。

真空管を外しまして早速配線を開始しました。

パワートランスの一次側の配線、ヒーター回路の配線、アース母線の配線までやっつけました。

まあまあの配線ではないでしょうか。

この日はこれに加えてパイロットランプの配線を終えて終了としました。

ちょっと仕事をしすぎちゃったかな。

あんまり早く配線を終わるとやることがなくなっちゃうので気を付けようと思っています。

1626アンプのシャーシー加工

小型送信管1626を使ったアンプですがバラックの実験セットを壊してシャーシーへの配置とその加工を行いました。

まずは回路構成が大きく変わったので配置の検討をし直します。

別の角度からもチェックします。

どうです、格好いいでしょう?

配置が決まりましたので位置をシャーシーに罫書きます。

そしてシャーシーパンチで所望の穴を空けていきます。

シャーシーパンチで空ける必要のある穴は全部空けることが出来たので次に大物、パワートランスの穴あけを行います。

穴あけにはジグソーを用いました。

こんな具合に綺麗に角穴が開きましたよ。

自分でいうのもなんだけれど手慣れたもんです。

シャーシーの上面の穴は全て空きましたので再度部品を並べてみました。

次は全面と後面の加工を行います。

1626メインアンプのバラック実験と回路FIX

小型送信管1626を用いたステレオパワーアンプを検討しておりますが回路とその定数が決定しましたので報告します。

冒頭の写真がバラックの実験セットで前回の10GF7Aのアンプ実験に用いたものを再度流用しております。

回路の方ですが当初は1626を6AU6という5極管1本でドライブしようと考えていたのですがどうもドライブ不足なのとトータルゲインが低めということもあり、6AU6を3極管接続として前段を2段構成にすることに設計を変更しました。

本当は5極管1本でスクリーングリッドを定電圧放電管で安定化させたかったのですがその回路は見送りになります。

定電圧放電管の放電が綺麗なので是非点灯させたかったのですがやめることにしました。

さて、出力管には24mA程電流を流して4.6Wのプレート損失とやや控えめな動作としました。

その時の出力は約0.7Wとなりまして71A程度の小出力アンプということになります。

これがクリップしない限界の出力振幅で8Ω負荷で7Vp-pが得られております。

この値から出力を計算すると((7/2/1.414)^2)/8=0.722Wです。

その時の入力電圧が約20mVrmsでしたのでハイゲインのアンプに仕上がりそうです。

回路図は以下のようになりました。

毎度見にくくて申し訳ありません。適度に拡大してみて下さい。

この状態でしばらく試聴してからバラックセットを分解してシャーシーへの配置検討を行う予定です。

検討の様子はまたブログにUPしたいと思います。

1626出力管を用いたパワーアンプのデザイン

小型の送信管であります1626を用いたパワーアンプを検討しておりますが昨日に北海道のラジオ少年様からトランスやオクタルソケットが届きましたので酒を飲みながら配置を検討してみました。

前回製作しました10GF7Aのシングルアンプの配置があまりにも格好悪かったのでなんだかアンプ製作も消化不良でした。

今回は「絶対に格好良いアンプを作るぞ」と意気込んでおりますのでシャーシーもまだ入手していませんが畳の上に部品を並べて配置の検討です。

シャーシーはLEADのS-4型を用いようと考えておりますのでその寸法に合わせて部品を配置していきます。

正面から見た感じはこんなイメージになりそうです。

どうです、ST12型バルブが4本並んだ姿は格好良いでしょう。

電界コンデンサーの位置を移動しました。

こちらの方が上面から見たバランスが良いですね。

因みにST12型バルブの一番左側にあるのは定電圧放電管0D3です。

こんなの使わなくてもいいんですが初段管を定電圧で動作させたかったのと放電管の何とも言えない点火した色合いをこのアンプに添えたいとおもったから採用しようとしています。

真空管アンプを使う理由は音の良さもあるのですが半分は「見た目の格好よさ」なのでそういった意味から部品の配置バランスは大切です。

さて、今日か明日にはシャーシーを買ってきて部品の配置をFIXしたいと思います。

セイコークロノグラフSND367PCをゲット!

アマゾンから注文していた時計がとどきました。

きかこは腕時計マニアなので1年に一回は安物の時計を購入して楽しみます。

アマゾンの梱包は相変わらず大げさですね。

でもこの外箱のサイズを統一することでコストダウンを図っているのでしょうね。

中身はスカスカで中央に品物が固定されております。

箱の中からは保証書とレビューを書くと7年間保証してくれるという案内が出てきましたよ。

せっかくなのでこれも調べてレビューを書いて7年間の保証をゲットしたいと思います。

おなじみのセイコーの箱ですね。この箱は安物時計用の箱です。

そして箱を空けますと、じゃーん!

時計とご対面です。

今回購入した時計はセイコーのクオーツクロノグラフSND367PCで購入価格は9000円程度です。

なんだかオメガのスピードマスターみたいで格好いいですね。

早速にきかこの腕に合わせて駒調整をしました。

駒調整はマイナスの精密ドライバーを用いれば簡単に自分でできますよ。

駒調整後、早速装着しました。なかなか良いです。

重さが約110gと軽いので装着感がなかなかよろしいです。

ちなみにロレックスのサブマリーナなんかは重さが130g位ありますのでそれよりはちょっと軽いといったイメージでしょうか。

別の角度から。。。

どうでしょうか?購入したい方の参考になりましたでしょうかね。

それにしてもクオーツとはいえクロノグラフが9000円とは安くなったものですね。

仕上げもさすがセイコーです。見た目の安っぽさは全くありませんよ。

ブレスの質感がカシャカシャして若干安っぽいかもしれませんがこの値段なら十分に納得できます。

しかもこのブレスはクラスプがダブルロックになっていますので何かの調子に脱落することもありません。

昨日から使い始ておりますが久しぶりの新品の時計に「にんまり」しております。

クロノグラフの使い心地ですがさすがクオーツ式です。

スタートボタンを押すと12時位置にある1/20秒を計測する指針がめまぐるしく回転しまして1秒以下の計測を可能にします。

この1/20の指針が1回転すると中央の針が1秒進むといった動きです。

さらにスプリットセコンドの機能がありましてラップタイムが図れるんです。

ラップタイムの計測方法ですがスタートボタンを押してから4時位置の(通常はリセットスイッチ)スイッチを押すと針が停止しましてその時のタイムが測れますがもう一度4時位置のスイッチを押すと内部でカウントしていた時間まで秒針が追いかけその位置まで達しますと通常のストップウオッチの続きの動作に移行するんです。

こんな芸当はクオーツでないとできませんね。

また、ベゼルにはタキメーターの目盛が刻印されておりましてこれも便利に使えそうです。

腕時計マニアのきかこをも満足させることが出来るSND367PCでした。

送信管1626を使ったパワーアンプの構想

きかこは知らなかったんだけれど形状がST12型の真空管で1626という送信管があるのをつい最近知りました。

この1626はプレート損失が5Wと小さいのですがうまく使うと1wそこそこの出力が得られそうです。

興味がありますのでヤフオクで早速出品されている1626を2本(@2000円)とそれに合わせる整流管84(@3000円、これもST12型バルブ)を入手しました。

ST12型なのでかなり小ぶりでUZ-42より一回り小さくUY-76なんかと同じ大きさのかわいいバルブです。

きかこが入手しました1626はRCA製です。ちゃんと元箱もついておりました。

これが整流管であります84です。初めて見る真空管になんだかワクワクしますね。

これらの真空管を使ってまたアンプを作ろうとおもうのですがまずはどんな感じかテストしたいと思います。

テストには先に作りました10GF7Aを用いたパワーアンプをちょっと改造して実験しようと考えております。

結果はまたブログにUPしたいと思います。

10GF7Aシングルアンプが完成

10GF7Aのシングルアンプが完成しました。

配線の途中経過はあんまりUPできませんでしたが昨日に一気に配線をして何とか完成までこぎつけました。

シャーシーの内部配線の状況です。

まあまあの綺麗さではないでしょうか?

そして外観ですが。。。

なんだか今まで私が作ってきたアンプの中で一番「一番格好が悪いアンプ」になってしまいました。

部品配置検討の段階ではあんまり意識しなかったのですが完成してみると本当に格好悪くて「なんじゃこりゃ~」って感じです。

格好悪い要因は以下のようです。

1.パワートランスが正面の目立つ位置にあるため格好悪い
2.小型のシャーシーの割に厚みがありすぎてバランスが悪い
3.正面のボリューム、パイロットランプ、スイッチがなんだか配置も含めて格好悪い
4.パワースイッチにシーソースイッチを付けたのだけど取り付け穴の加工が苦労した割に格好悪い
5.そもそもマグノーバル管であります10GF7Aが格好悪い

といったところですかね。

早速システムに組み込んで試聴しました。

音ははっきり言ってとても良いです。

きっと東芝の6GA4のアンプもこんな音がするのではないかと想像しております。

まさに3極管の音で僅か1Wのアンプですがクリップ近くまで音量を上げても聴覚上は問題ありません。

S/Nですがハム音はほとんど聞こえませんのでとても性能が良いです。

エージングを兼ねて音楽を鳴らしながら7時間程電源を入れっぱなしにしましたが電源トランスの発熱も少なく全く問題無しです。

コンパクトで性能の良いアンプが出来ましたがいかんせん格好が悪いので常用するのはどうも気が進みません。

まあテレビ球であります10GF7Aがオーディオ用に使えるということが証明されたということですかね。

いつかは実験しようとして30年前から温存していた10GF7Aが今のタイミングでアンプとして完成できたのは感慨深いものがありました。