小型送信管1626を使ったアンプが完成!

1626真空管を使ったアンプが完成しました。

3極管を使ったアンプは作るのが簡単なので配線はあっという間に終わりました。

配線の状況写真ですがまあまあの綺麗さに仕上がっているのではないかと自負しております。

今回はラグ板をふんだんに使うことが出来たので配線もいい感じにまとまった感じなんです。

そして真空管を差した写真がこれです。

歴代のきかこが作ったアンプの中で一番格好がいいと思っております。

そして初の火入れです。毎度ドキドキ致します。

+B電圧やバイアス電圧電圧をまずはチェックしますがステレオにした為か冒頭の写真の回路図より+B電圧の低下が見られます。

実際にモノラルの時には225Vあった+B電圧が200V程度に下がってしまっております。

これのおかげで最大出力が0.72Wから0.56Wに下がってしまいました。

この時のプレート損失は約3.5Wでした。

電源トランスにラジオ少年様のBT-3Hを使ったのですがちょっと電源の容量が不足しているようですね。

BT-3Hは3300円と安価に購入できるので採用したのですが+B電圧が220V、60mAしか取れないのでこのアンプにはギリギリの容量だったかもしれません。

この記事を見ている方がこの回路を参考にして追試される場合にはトランスの容量の大きいものを使って下さい。

まあ出力が低下してしまったのは仕方がないのでオーディオシステムに入れて試聴することにしました。

音は気のせいか素晴らしく音抜けが良くトランペットの音やサックスの音がリアルに聞こえます。

これは素晴らしい音質のアンプが完成いたしました。

アンプのエージングを兼ねて7時間程度電源を入れっぱなしにして電源トランスの発熱を調べてみましたが表面温度が50℃以下なのでOKとします。

松本に帰ったらマルチアンプシステムの高域用アンプとして活躍させようと思っております。

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