RT841/PRC77の2号機を修理

今日は9連休の最終日です。明日からの会社の事を考えると憂鬱ですが悔いの無い最終日にしたいと思います。

さて、一昨日入手しましたRT841/PRC77の2号機ですがシンセサイザーのロックがしにくかったり受信音に「キーン」というノイズが混じったりする問題がありました。

昨夜この原因を追究するために夜なべしてしまいましたのでその結果を書きたいと思います。

原因調査の方法ですが「エンジニア」ならぬ「チェンジニア」魂で1号機のRT841/PRC77からモジュールを拝借して交換してトラブルシューティングする作戦に出ました。

まずは音声関係を疑ってオーディオアンプのA55モジュールを交換しましたがこれが原因ではありませんでした。

一応スケルチモジュールであるA54やトーン発振器のA23も交換しましたがハズレでした。

そうなると「これっきゃない」ということでIFアンプモジュールA21を交換しましたが(これの交換は大変だった)またまた違います。。。

こうなると「キーン音」の原因は周波数シンセサイザにあるに違いないということで次のモジュールを次々に交換していきました。

A11:シンセサイザーディスクリミネーター
A17:位相比較器
A39:VFO(これは交換したら動かなくなった。個別に調整要?)
A12:セカンドミキサー
A18:5.6MHz IFアンプ
A44:シンセサイザーファーストミキサー
A45:1MHzスペクトラム発振器

ことごとくハズレでした。。。「チェンジニア」惨敗です。

まさか!インターバルオシレーターのA40じゃないだろうな?

このA40モジュールは内部に水晶振動子を沢山使っているモジュールで偶然に1個スペアで持っていました。

ということでA40モジュールをスペアと交換したら。。。見事に発振音が止まったばかりでなくシンセサイザのロックも完璧になったのです。(やったね!)

「なんだ~犯人はA40だったのか」これは灯台下暗しでした。

こんな訳でスペアのA40も有効活用できてとても嬉しい結果に満足な”きかこ”なんですが昨夜の夜更かしがたたって眠いです。

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