RT841/PRC77 2号機は調整にてこずったぜ!

昨日の夜にヤフオクでRT841/PRC77の3号機を35000円で落札してしまいました。もうお金が無いのでこの代金をどうやって支払うかが頭痛いです。

”きかこ”が既に持っているRT841/PRC77の2台はあまりにも外観がボロなので少しまともな外観のRT841/PRC77が欲しいと思っていたんです。

落札したRT841/PRC77は外観の程度がかなり良さそうで動作も良好とのことなのでちょっと高かったけれど落札しちゃいました。

おそらく明日(日曜日)には到着するでしょうから楽しみです。

さて、新顔のRT841/PRC77を迎え入れる前に既に持っている2台のRT841/PRC77の整備をしておこうと思いました。

VFOモジュールA38とA39のアライメントをとっておこうと1号機の調整をしました。

調整は上手くいったようで30MHz~75MHzまで送受信がばっちりです。

これに気を良くして2号機も同様に調整していったんですが何だか変です。

最初に調整するA38モジュールはマニュアル通りに調整出来た感じです。

ところが次に調整するA39のT1を調整しようとするとスムーズに周波数が動いてくれません。

それでも”むりくり”T1トリマを調整して近しい周波数に調整しました。

そして”きかこ”放送局の周波数53.5MHzで電波を受信しようとすると周波数シンセサイザーのロックが掛からず「ザー」という音がむなしく鳴り響くばかりです。

「こりゃまずい!」ということでA39のT1を回して53.5MHzがロックする所を探し出しました。

しかし、ロックする周波数範囲が狭く、調子悪いです。LOバンドの高い方の周波数とHiバンドの高い方の周波数がそれぞれロックしません。

ここで精根尽き果てて「今日はこの辺で止める」ことにしました。何が起きているのか現象も上手くつかめないままに店じまいするのは心残りですが趣味で疲れてしまってはいけませんよ。

実験のために測定器などをかなり出して散らかしてしまったので片付けもしなければならずこれも一仕事です。

どうにも後味が悪いRT841/PRC77のメンテナンス作業でした。

。。。。。と、酔っぱらった後で調整の再挑戦をしました。

メンテナンスマニュアルの最新版でA39の調整を行った所、全てが上手く調整できましたよ。ふぅ~。

古いマニュアルではA39の調整時に「A12のJ2をGNDと繋ぐ」ように指示されているのですが、最新のマニュアルでは「A12を取り外す」となっていました。

なので最新のマニュアルに従いましてモジュールA12を取り外しましたら調整もサクサクと進んで全周波数範囲で周波数シンセサイザーがロックするようになりましてRT841/PRC77の2号機も完品となりました。

これで3号機も安心して受け入れられるというものです。めでたしめでたし。

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