マランツ7Kの電解コンデンサー交換

”きかこ”のオーディオシステムの中枢を担うマランツ7Kですが前回の応急処置のコンデンサー追加がどうしても気になって本格的に電源の平滑コンデンサーを交換することにしました。

これが電源の電解コンデンサー部分です。既に入力側のブロック電解コンデンサーは小型のものに置き換えられております。

この2個目のブロック電解コンデンサーから電解液が漏れだしていて危険な香りがプンプンしていたんです。

”きかこ放送局”は1日15時間位放送しっぱなしですので結構過酷な使い方をしています。電解コンデンサーが原因で火でも吹いたらたいへんです。

まずは電解コンデンサーを取り付けている金具を本体からネジで切り離して自由に動くようにしてからデカップリング抵抗や配線を外します。

リベットで止めてあるブロック電解コンデンサーをドリルでもんで外します。

左がダメになったブロックコンデンサーで新品交換する電解コンデンサーが右です。技術の進歩でずいぶんと電解コンデンサーも小型になったもんですね。

これでも旧マロリー製の電解コンデンサーは50μF350Vですが新品の電解コンデンサーは82μF400Vと小型のくせに容量も耐圧もUPしています。

因みにこの電解コンデンサーは松本電子部品の特価品で1本100円で3本買って300円の電解コンデンサーですよ。安いでしょう。

古い電解コンデンサーを外した部分に新しい電解コンデンサーを取り付けた所です。

そして配線をしました。

あとは規定通りの電圧が掛かるかチェックしましたが誤差は殆どなく設計通りの電圧がピタリと掛かっていることが分かりました。

これで安心して”きかこ”放送局も長時間連続放送を続けられるようになったという訳です。

”きかこ”も汁を吹いていた電解コンデンサーを使い続けるのは危険なことだと思っていたのでなるべく早い時期に電解コンデンサーを交換したいと考えていました。ですので今日その仕事が出来て満足です。

朝9時から仕事を開始して10時半に終わりましたので約1時間半の仕事でしたね。

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