RT505/PRC25とH250が届きました

RT505/PRC25とH250ハンドセットがお家に届きました。まずはハンドセットの方ですが実はこれは最初に来たときは不良品だったので交換してもらったやつが届いたのです。

早速にハンドセットをテストしてみました所、今度はばっちりと動作しました。

次に問題のRT505/PRC25ですがこんな梱包です。

段ボール箱の蓋を開けますとエアパッキンに包まれているであろうRT505/PRC25が出てきました。さすがサープラス屋さんでない普通の人はきちんと梱包してきますよね。

そしてエアパッキンを取り除きRT505/PRC25とご対面です。

幸いなことに正面のパネルに塗装のはげが無いので結構綺麗に見えますよ。

銘板の所を見てみますと確かにRT505/PRC25と書かれております。この銘板が大事なんですよ。

そしてやってくれるよまったく素人の工作はこれだから嫌なんだよコネクターに直接リード線をはんだ付けしちゃってます。

しかも中央から出ている白い線材はいったいなんだろう?

とりあえずはハンドセットH250と安定化電源を繋いで14Vを供給してみたところ受信はばっちり動作しましたよ。これで15000円は安かったです。

ここで一息つきまして少々汚いので中性洗剤を水で薄めた溶液を歯ブラシにつけて綺麗にしていきます。

だいたい正面のパネルは綺麗になりましたので内部のモジュールを拝見することにしました。ケースを止めている4本のネジを緩めれば簡単にケースが外れて内部を拝むことが出来ます。

なんだか嫌な予感がします。

このNECのパワートランジスタは何だ!!オリジナルには勿論ありません。

とりあえず高周波モジュールの側です。綺麗なものですね。

そしてこの中央の黒い奴がRT505/PRC25の送信出力管です。

謎の白い色のリード線の行方がようやく分かりましたよ。オーディオコネクタのA,B端子、即ちスピーカー端子に行ってます。

きっと前の持ち主はこの先にアンプか何かを繋いでスピーカーを鳴らしていたんでしょうね。

”きかこ”はオリジナルを大事にするのでこういった改造は好みませんので早速半田ごてを温めて撤去です。勿論電源のコネクタにはんだ付けされていましたリード線も撤去です。

問題はこのパワトラです。何に使っているのでしょうか?

回路を追っかけて調べてみたらメインの15V電源からシリーズドロッパーで2.5Vに落として真空管のフィラメント電圧を作っているみたいです。

そりゃあんた15Vから2.5Vまでシリーズドロッパーで電圧を下げるなんて無茶ですよ。

こんな素人回路はさっさと撤去です。

パワトラを撤去したあと、悲しいことに4つの穴がシャーシーに開いてしまっております。まあ仕方ないでしょう。

この後はケースをもとに戻しましてリチウムバッテリーBA-5598/Uを使って動作テストを行いました。

BA-5598/Uは3Vのフィラメント用電源がコネクタに出ていますのでRT505/PRC25に使える訳です。

テストした結果、送受共にバッチリ動作しまして完璧な感じです。

ベトナムアイテムのRT505/PRC25は最近ヤフオクにもなかなか出てこないので貴重品です。大事に使いたいと思います。

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