10GF7Aアンプのシャーシー加工

10GF7Aを使ったパワーアンプの製作続きですが今日はシャーシー加工に本格的に着手することにしました。

まずは部品を大まかに配置しまして全体的なバランスを見ます。

バランスが美的と思える配置が完成しましたらその位置をノギスで測ってシャーシーに穴あけ用の罫書き線を入れます。

罫書き線の交点の穴あけ位置をキリで凹ませてからドリルで穴あけをします。

シャーシーパンチで大きな穴を空ける所はシャーシーパンチの治具が入る穴径までリーマーを使って穴を広げます。

そして調子よくどんどんとシャーシーパンチで大穴を空けていったのですが。。。

「あれ!」、10GF7Aのソケットが留まらないです!

いつもの調子でGT管等を留めることが出来る穴径で穴を空けたらソケットが穴をするっと抜けて留め金具で止めることが出来ないのです。

これには参りました。穴径はきちっとソケットの寸法を測ってからその径の穴を空けなきゃならなかったのでした。

目の前が真っ暗になりましたが気を取り直してどうしたら良いかを考えました。

考えた結論が「アルミ板を用意してそれにソケットにピッタリの穴を空けてアダプタを作る」という案です。

早速不要なシャーシーにソケットピッタリの穴を空けましてその周りをジグソーで切り出してアダプターを作りました。

アダプターをメインのシャーシと共締めして上手いこと取り付けることが出来ました。

ソケットを取り付けた感じはこんな仕上がりで違和感がなく取り付けられましてヤレヤレです。

背面に取り付けるRCAピンジャックやスピーカー端子、電源のソケット、ヒューズホルダの加工がまだ残っていますがここまでの作業で「精根尽き果てた」ので今日はもうおしまいにします。

ちなみに話が前後しますがバラックの実験セットをばらした部品はこれだけあります。

これをシャーシー内外に取り付けなければなりません。

特に内部配線をどうするかが腕の見せ所なので良く考えながら配線作業を楽しみたいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です