10GF7Aシングルアンプが完成

10GF7Aのシングルアンプが完成しました。

配線の途中経過はあんまりUPできませんでしたが昨日に一気に配線をして何とか完成までこぎつけました。

シャーシーの内部配線の状況です。

まあまあの綺麗さではないでしょうか?

そして外観ですが。。。

なんだか今まで私が作ってきたアンプの中で一番「一番格好が悪いアンプ」になってしまいました。

部品配置検討の段階ではあんまり意識しなかったのですが完成してみると本当に格好悪くて「なんじゃこりゃ~」って感じです。

格好悪い要因は以下のようです。

1.パワートランスが正面の目立つ位置にあるため格好悪い
2.小型のシャーシーの割に厚みがありすぎてバランスが悪い
3.正面のボリューム、パイロットランプ、スイッチがなんだか配置も含めて格好悪い
4.パワースイッチにシーソースイッチを付けたのだけど取り付け穴の加工が苦労した割に格好悪い
5.そもそもマグノーバル管であります10GF7Aが格好悪い

といったところですかね。

早速システムに組み込んで試聴しました。

音ははっきり言ってとても良いです。

きっと東芝の6GA4のアンプもこんな音がするのではないかと想像しております。

まさに3極管の音で僅か1Wのアンプですがクリップ近くまで音量を上げても聴覚上は問題ありません。

S/Nですがハム音はほとんど聞こえませんのでとても性能が良いです。

エージングを兼ねて音楽を鳴らしながら7時間程電源を入れっぱなしにしましたが電源トランスの発熱も少なく全く問題無しです。

コンパクトで性能の良いアンプが出来ましたがいかんせん格好が悪いので常用するのはどうも気が進みません。

まあテレビ球であります10GF7Aがオーディオ用に使えるということが証明されたということですかね。

いつかは実験しようとして30年前から温存していた10GF7Aが今のタイミングでアンプとして完成できたのは感慨深いものがありました。

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