1626メインアンプのバラック実験と回路FIX

小型送信管1626を用いたステレオパワーアンプを検討しておりますが回路とその定数が決定しましたので報告します。

冒頭の写真がバラックの実験セットで前回の10GF7Aのアンプ実験に用いたものを再度流用しております。

回路の方ですが当初は1626を6AU6という5極管1本でドライブしようと考えていたのですがどうもドライブ不足なのとトータルゲインが低めということもあり、6AU6を3極管接続として前段を2段構成にすることに設計を変更しました。

本当は5極管1本でスクリーングリッドを定電圧放電管で安定化させたかったのですがその回路は見送りになります。

定電圧放電管の放電が綺麗なので是非点灯させたかったのですがやめることにしました。

さて、出力管には24mA程電流を流して4.6Wのプレート損失とやや控えめな動作としました。

その時の出力は約0.7Wとなりまして71A程度の小出力アンプということになります。

これがクリップしない限界の出力振幅で8Ω負荷で7Vp-pが得られております。

この値から出力を計算すると((7/2/1.414)^2)/8=0.722Wです。

その時の入力電圧が約20mVrmsでしたのでハイゲインのアンプに仕上がりそうです。

回路図は以下のようになりました。

毎度見にくくて申し訳ありません。適度に拡大してみて下さい。

この状態でしばらく試聴してからバラックセットを分解してシャーシーへの配置検討を行う予定です。

検討の様子はまたブログにUPしたいと思います。

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