RT841/PRC77がお家へやってきた

軍用無線機でありますRT841/PRC77がヤマト運輸で我が家にやってきました。

愛犬の”きなこ”も荷物に興味を示して匂いをクンクンと嗅いでいます。

早速荷物の中身を空けると何とプチプチビニールにも包まっていないでいきなり段ボール箱からでてきましたよ!

いくら軍用無線機が頑丈だからってこりゃあんまりな梱包ですね(笑)

そして取り出した中身がこれです。ジャーン!

外観の程度はなかなか良いです。少なくとも30年前に”きかこ”が手にしたRT841よりはるかに状態が良いです。

早速分解です。まずは電池箱から取り外します。電池箱の中身には未使用のリチウム電池がサービスで入っていました。

それから5本のマイナスネジを緩めまして内部のモジュール群とのご対面です。

モジュールの色がアルミっぽくないですね。銘盤の文字からアメリカ製ではなくドイツ製のようです。

しかし中身の程度も本当に良いです。

それから反対側の写真がこれです。

小型な無線機なのですが凄い数のモジュールで構成されております。

これも戦場でのメンテナンスを考えた上での構造なんですね。

さらにネジを3本緩めると蓋が開きましてRFパワーアンプのモジュールと思われるものが拝めます。(しかし昔こんなに複雑な無線機をよく要修理品でなんかで買ったもんだな~)

早速に動作確認をしたくて準備したのが電源装置とクリスタルイヤホンです。

リチウム電池もサービスしてもらったんですが使うのが勿体ないので外部から電源を供給します。リチウム電池の電圧が14Vありましたので14Vを供給しました。

クリスタルイヤホンはAUDIOのコネクタの受話器を接続するA(GND)端子とB(出力)端子に接続します。

電源を入れるとFM特有のクエンチングノイズが大音量で聞こえましてあわててボリュームを絞りました。

あとはANT端子にSGを接続しまして受信の状況を周波数の下限から上限までしっかり確認しましたよ。

SGの写真は例によって受信チェック作業に夢中になっていたので撮り忘れました。(肝心な写真を忘れる馬鹿。。。)

RT841の周波数シンセサイザの動作は極めて安定です。こんなに凄い無線機が半世紀以上前からアメリカにはあったのですね。戦争に負ける訳ですよ。。。

”きかこ”が持っている6m(50MHz)の無線機でありますRJX-601から送信してRT841で受信したりその逆をやってみたりして動作確認をしました。

RT841からの信号はトーンスケルチの音が混じって聞こえるのでちょっと不気味な雰囲気です。

送受信の動作はバッチリのようです。こんな凄い無線機が25000円とはとても安いですよ。でも使い道が無いのが難点ですね。

なんか無線機に触れていたいんだよなぁ。でも無線仲間もいないし無理なんだろうなぁ~。

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