いや~暑いですね。7月17日火曜日、夏真っ盛りといった感じです。
皆様も熱中症などにならないようにこまめに水分の補給を行って下さいませ。
さて、RJX601で53.5MHzにてFM放送を行っておりますが変調音にハムノイズが混じるトラブルと戦っております。
なかなかこのハム音を消すことが難しいトラブルなのですが一つの手がかりはMICラインの処理にありそうなことは分かっております。
MICラインのホット端子とアース端子間にトランスを挿入すると劇的にハム音が小さくなるんです。
今日はそれを手掛かりに更にハム音を小さくするべく、手持ちに何か適当なLINEトランスが無いか部品箱を漁ってみました。
そうしたら貧乏親父のしょぼい電子部品箱から山水のST11型トランスが出てきました。
ST11の規格をネットで調べてみると一次側が20kΩで二次側が1kΩというトランスであることが分かりました。
ちょっと変換比率が大きすぎる感じですがどうも現状が過変調ぎみなのでこいつをMICラインにステップダウンで入れてみることにしました。
つまりマランツ7kの出力を20kΩで受けて1kΩ側でマイクラインを駆動するということですね。
最初はトランスケースのアースも取らないで接続したら盛大なハム音がしてどうしようもなかったのですがトランスのケースをアースしたら嘘のようにハム音が小さくなりました。
入力、出力の巻き線共に片側をアースしました。それにより更にハム音は小さくなったのですがそれでもまだハム音が気になります。
ステップダウンによる変調率の変化ですがこれは大変良い変調状態になりましたよ。
前のように音が歪んだりしていません。いかにMICラインのゲインが高いかということが良く分かりました。
このラインは思い切ってインピーダンスを下げて使うのが良いかもしれません。ハム音退治の実験はまだまだ続きます。