車載して電波伝搬の実験に用いておりますRT505/PRC25の1号機ですが電源をシガーソケットから取っているせいか感度が悪いです。
感度が悪い原因が電源を車のバッテリーから取っているために高周波的にボディーがシールドになってしまっているのではないかと考えていました。
ですのでこの仮説を確かめるために外部アンテナを仮にでも設けてみたいと思いました。
簡単に社外にアンテナを出すにはRT505のANTジャックから50Ωの同軸ケーブルで外部に引っ張ってその先にアンテナを取り付けてみてはどうでしょうか?
という訳で手元にあったBNC-BNCケーブルを使って片方の端部にアンテナを付けるべくBNCのメスーメス変換コネクタを松本電子部品で購入してきました。
メスーメス変換コネクタはお値段が480円しました。これで実験がうまくいかなかったら480円パアです。
同軸ケーブルはRG58AUの立派なものでこれの片方をRT505に繋ぎ反対側をメスーメス変換コネクタ経由でホイップアンテナに繋ぎます。そしてアンテナをドアの外に出しました。
ここで問題が発覚しました。RG58AUは以外と腰砕けでアンテナが直立してくれません。仕方がないのでアンテナはドアのサッシから垂れ下がるような設置方法になってしまったのです。
これで試しに車を動かして遠くに行ってみると「感度が全然上がらない」ことが分かりました。
この結果にはちょっとがっかりですがアンテナが理想状態で設置できなかったので正しい結果ではなさそうです。
やはりアンテナは直立させる必要がありそうです。