ソニー製モノラルテレコ TCM-5000 ベルト交換

今日はお盆休み9連休最終日です。長い休みでしたが”きかこ”にとっては680zxの修理に専念できましたので良い連休でした。最後の日なので気持ちをゆったりと持って有意義に過ごしたいと思います。

さて、先日にヤフオクで落札しましたソニーのモノラル3ヘッドのテープレコーダーTCM-5000が午前中に届きました。

中はお約束のプチプチビニールに包まれていました。ご丁寧に2重にプチプチが巻かれていました。そしてプチプチを取ると。。。

じゃ~ん、とご対面です。何だか凄く汚いんですが。。。こりゃハヤトールか何かで綺麗にしないといけないですね。とりあえずは裏の電池箱を開けてと。

新品の単二マンガン電池4本をいれてみましたがやはり動きません。きっと駆動ベルトが伸びているんでしょうなぁ~。

裏蓋には5カ所のねじ止めがありますので早速にそのネジを取り外します。

何じゃこりゃ。凄い配線です。この基板を取り外さないとメカ部分にアクセスできません。配線を留めているバンドやらを緩めて基板の自由度を確保します。

例えばここに配線を束ねている金属製のベルトがあるんですがこんな奴を合計で4カ所位緩めましたよ。そうすれば基板が開き、メカ部分にアクセスできます。配線のはんだ付けは”きかこ”の場合は外しませんでした。

開いた基板です。こういう作りってソニーは得意だよな。

メカ部とようやくご対面できました。確かに駆動ゴムベルトがゆるゆるです。

フライホイールを留めている板金を3本のネジを緩めて取り外しますとこんな感じで駆動系が良く見えます。

そしてゴムベルトを取り外します。

4本あるゴムベルトのうちテープカウンタの駆動用を除く3本の写真がこれです。テープカウンタのゴムベルトは太さが細いベルトなので手持ちがありません。そのまま使おうかと思いました。

アマゾンで買った中国製のベルトセットです。ここから似た径のベルトを選び出します。

これが選んだ3本です。これを装着していく訳ですが”きかこ”も歳のせいかどのようにベルトが掛かっていたのか良く思い出せません。だから写真で撮っておくのは大事なんですね。

なんとかゴムベルトを装着できました。と、ここでトラブル発生!テープカウンタ駆動用のゴムベルトが外れてしまいました。元の位置に戻そうと努力したのですがテープカウンタのプーリーが陰に隠れていてどうしても装着できませんでした。

”きかこ”はテープカウンタを使わないので「まあいいか」と妥協してテープカウンタは動かない仕様でいくことにしました。

組立が終わりナカミチ680zxで録音したJAZZテープを掛けてみました。

なかなかの高音質です。モノラルのテレコですが”きかこ”は一発で気に入ってしまいました。

これらが交換した古いゴムベルトです。

外装の掃除を行いました。本当はハヤトールを使いたいのですが生憎きらしてまして。代わりにキッチンペーパーに水と中性洗剤を含ませたもので外装をごしごしやります。

キッチンペーパーは真っ黒になりました。何だこの汚さは。。。まるで靴墨で外装を磨いていたのでしょうか?汚れがひどいです。

ようやく綺麗になりましたよ。ふぅ~。写真じゃあんまり分からないかもしれませんがかなり綺麗になりました。

今の時間は2時です。明日から仕事ですのでTCM-5000でJAZZでも聴きながら少しゆっくりしたいと思います。

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