RT505/PRC25にも手を出してしまった。。。

今日は3連休の最終日です。休みであることのありがたみをじっくりと味わい、悔いの無い一日にしたいものです。

さて、驚いたことにヤフオクでRT505/PRC25のジャンク品が開始価格1000円で出品されました。

何故驚いたかと言いますとRT505は今や貴重品でなかなかオークションでも手に入らないからです。

当然マニアックな”きかこ”はRT505を手に入れるチャンスを逃すことはできませんでした。

RT505/PRC25というのはRT841/PRC77の前身で送信のファイナルに真空管を使用しております。(外観上は見分けがつきません。)

RT841になってこのネックであった真空管がトランジスタに変更され、使用されているモジュールも統廃合が行われたわけです。

”きかこ”はRT841を中心にコレクションしているのですがついにRT505にも手を出してしまいました。

昨夜にオークションが終了だったのですが14500円という破格の安さで落札ができました。

なので届くのが楽しみなのですが本当に動作しないジャンク品だったらどうしようと心配でもあります。

どうして動作しなかったら困るかというとメンテナンスマニュアルが手持ちで無いからです。

動作するRT505を持っていればそのモジュールを交換していって故障個所を探ることが可能ですがそれもできません。

これでまた苦労の種をしょい込むことになりますがまたそれも趣味でやっているので楽しい訳です。

RT505/PRC25のメンテナンスマニュアルをB.Mさんで持ってないかなぁ~

早速問い合わせてみるか。。。

モジュールA39A交換とアライメント調整

本日、RT841に使うVFOモジュールA39Aが定形外郵便にて届きました。

このモジュールはRT841/PRC77の1号機に使うために注文したんです。

A39Aはただ交換しただけでは上手く動作しないんです。個別にアライメント調整が必要なんですよ。

これからそのアライメントを取る作業をしますね。

まずは問題のモジュールを郵便袋から出しました。

いつものサープラス屋さんから購入したんですが最近梱包に気を遣ってくれるようでエアパッキンに包まれていました。

エアパッキンを取り除くと錆錆のモジュールが出てきました。外観はイマイチですが性能が良ければそれでいいです。

RT841の分解と調整には3種類のマイナスドライバーが必要なので予め準備しておきます。

一番左のドライバーはケースの脱着用で真ん中はモジュールの取り付けネジを緩めるもので右のドライバーはモジュールのトランスやトリマコンデンサーを調整するものです。

まずはRT841をひっくり返して四隅のネジを緩めていきます。

4本のネジを緩めるとケースを外すことが出来まして内部モジュールとご対面できます。

この裏側のオーディオ関連のモジュールが並んでいる側の3本のネジを緩めます。

するとA12モジュールを取り外すネジがでてきます。A39Aのアライメント調整にはA12モジュールを取り外して行う必要があるんです。

まずは問題のA39モジュールを3本のネジを緩めて今日届いたA39Aモジュールに交換します。

A44モジュールのJ2端子をデジタルオシロスコープに繋いでVFOの周波数を測定できるようにします。

以下に調整中の写真を載せます。

ここからの作業が大変なんです。

①周波数調整のノブを30.00MHzにしてA39AのT1を周波数が41.5MHz±10kHzになるように調整します。

②次に周波数調整ノブを52.95MHzにして周波数が64.45MHz±10kHzになるようにA39AのC14を調整します。

①②を繰り返して周波数が両立するまで繰り返します。RT841の周波数調整ノブは固いので行ったり来たりするのが大変でとても疲れます。

こうして新規に入手しましたA39AモジュールはRT841/PRC77の1号機に無事インストールすることができました。

外していたA12を取り付けてシンセサイザーが動作するようにします。

裸の状態で送受信を周波数の低い方から高い方まで行ってみて大丈夫だったのでケースを被せます。ふぅ~。

ケースを被せたら再度周波数の低い側から高い側までをチェックしてどうやらOKのようです。

こんな風にしてRT841/PRC77の1号機はモジュール交換して本来の性能を取り戻しました。めでたしめでたしです。

RT841/PRC77の1号機がFss不調

外見がたいそうボロっちいRT841/PRC77の1号機です。17クラウンに積んでずっと電波伝搬の実験に使用しておりました。

しかしこの間から何だかFss(フリクエンシーシンセサイザー)のロックが遅いと感じていて一度VFOのアライメントを取ったのですがその時VFOモジュールA39が言うこと聞いてくれませんでした。

A39のT1とC14それぞれのトリマーを回してアライメントをとるのですが周波数の高い方がマニュアル通りに調整できませんでした。

なので2号機からA39を取り外して1号機に取り付けて調整を行った所、すんなり調整できたのでこれは「きっとA39が悪いに違いない」とあたりは付けていたんです。

今日、灼熱地獄の車内に置いていたRT841/PRC77の1号機が”きかこ”放送局の53.5MHzにどうしてもロックしなくなりました。

今は2号機を車内に置いて1号機は家に引き上げてきています。涼しい所に置いたのにFssのロックにイマイチ時間が掛かります。

車内の灼熱地獄でついにA39が壊れてしまったのかもしれません。そこで早速にいつものサープラス屋さんからA39モジュールを購入することにしました。

サープラス屋さんにはA39AというA39の改良版のモジュールの在庫がありましてお値段は3500円でした。ちょっと高いけど仕方がないのですぐに送って貰うようにお願いしました。

明日に定形外郵便で送るということなので金曜日にはモジュールが届く予定です。

これでRT841/PRC77の1号機が無事に直れば良いのですが。。。

RT841/PRC77-0-2号機

今日は月曜日です。嫌な会社も終わりさっさと帰って来ました。

家に帰るとRT841/PRC77-0-が届いておりました。それにしても相変わらず雑な梱包です。まあ、送り状の品名が「PRC77」というのは良いですね。

蓋を開けるとエアパッキンが顔を出しました。以前は段ボール箱を開けると何の緩衝材も入ってなくていきなりRT841が顔を出すというずさんな梱包でしたからそれから比べると進歩です。

エアパッキンを取り除くといきなりRT841が出てきましたよ。側面に”02”なんてマジックで書いてあります。

そして箱の中からブツを取り出しました。じゃーん!

まあまあの程度の良さです。それにしてもサープラス屋さんはどうして商品を綺麗にして売らないのでしょうかね?

剥げかけのラベルなんぞついていまして爪でこするとボロボロと朽ちます。

次は問題の電池箱です(注:電池箱マニア)。

”きかこ”は朽ち果てた銘板にU.S.の文字を見逃しませんでしたよ。

米国製のCY-2562/PRC-25に間違いありません。貴重なものです。

さて早速にリチウム電池BA5598/UとハンドセットH-250/Uを繋いで動作確認をしました。周波数は上から下までをチェックします。

この個体は「送信時にノイズが入る」とのことで安かったのですがこのノイズを確認できませんでした。

ノイズが出ないのでちょっとラッキーだと思いました。

この後はアルコールやペイント薄め液を使って汚らしいラベルや落書きを綺麗にしましたよ。どうです綺麗になったでしょう。

さて、勢いで購入してしまったRT841/PRC77-0-ですがもう使い道がありません。困りました何に使いましょうか?

もう居場所はトイレとか浴室しかないんだよなぁ~

RT841/PRC77-0-の2号機を落札

今日は日曜日です。金曜日になった、嬉しい、と思っていたのですがあっという間に日曜日です。明日からの仕事のことを考えると憂鬱ですがそんなことはなるべく考えないようにして今日の一日をじっくり過ごしたいと思います。

さて、昨晩ヤフオクでRT841/PRC77-0-の2号機を落札してしましました。落札代金は23000円でした。

これで都合、米軍のRT841も合わせて5台のPRC77がお家に揃ってしまうことになります。

こんなに買ってどうするんでしょうか?もう使い道がありませんよ。

何で購入したかと言いますと安かったというのもあるんですが”きかこ放送局”での送信という大事な仕事をしている1号機のバックアップの役目もあるんです。

もし1号機にトラブルがあった時にチェンジニア魂(モジュールを交換していく)で修理が出来るようにしておきたい訳です。

RT841/PRC77-0-は25kHzのステップのスイッチが付いていて本物のRT841/PRC77とはモジュールの互換性が無いのです。

さて、落札しましたRT841/PRC77-0-ですが冒頭の写真のように外観はとても綺麗です。内部モジュールの写真もUPされておりましたが内部も綺麗なものです。

どうして値段が安かったかといいますと「送信時にノイズが少し入る」ということが理由のようです。

これもおいおい調べて修理する楽しみがあるってもんです。

明日の月曜日には届くでしょうからまあ月曜日に頑張って会社に行ったご褒美ということにしたいと思います。

米軍CY-2562/PRC-25をゲット!

B.Mさんから米国製CY-2562/PRC-25(電池箱)が届きました。相変わらず対応が早いです。

このCY-2562/PRC-25は内側は綺麗ですが外側はボロボロです。

これでもやっぱり米軍の本物は良いです。いくら綺麗だからと言ってもイスラエル製とは違います。

え?何が違うかですか?それは気持ちの問題ってもんです。

お値段は4000円でしたがB.Mさんでももう米軍の奴は在庫が無いようで最後の1個を”きかこ”が購入したという訳です。

銘板にはCINCINNATI ELECTRONICS CORP. U.S.とあります。この銘板がものをいうわけです。

しかし買ったは良いのですが使い道が今の所ないのが難点ですね。

イスラエル製新品の奴の横っ腹に穴を空けて電源ケーブルでも通そうかな。

27MHz用のホイップアンテナ

50MHzで使えるホイップアンテナが欲しくてインターネットで色々探したのですが144MHzとか430MHzは沢山あるのに50MHzは皆無でした。

そんな中で見つけたのがCB用27MHzのホイップアンテナです。これを50MHzでむりくり使ってやろう考え発注してみました。

お値段が1本1000円とお手頃価格だったのもこの作戦を後押しした理由です。

”きかこ”は52MHzのホイップアンテナも持っているのでこれと合わせてVSWRを測定してみようとSWR計に繋いでみました。

そしたら驚いたことに52MHzのアンテナでも27MHzのアンテナでもVSWRは∞でどうしようもありません。

ホイップアンテナのSWRってどうやって計るのでしょうか?

やっぱりトランシーバーを人間が持った状態で測らなければならないのかしら?

ちょっとネットでググってみたいと思います。

BH-386Bの初電池交換

RT841用に単一電池が使えるようにしたBH-386Bですがこれを入手したのが約1か月前の8月7日です。

このBH-386Bを使っているのがRT841/PRC77の1号機で車載して電波伝搬の実験をしている奴です。

今日RT841の電源を入れたら何だかシンセサイザーのロックが遅く感じましたので電源電圧のチェックをしたところ負荷を掛けた状態で0.7V/本とかなり電圧が下がっていて電池の寿命がきていることが分かりました。

百均のマンガン乾電池を使用していたのですが大体の容量が計算できそうです。

RT841を毎日使うようになったのは確か2週間位前からです。その前はSEM52Aで電波伝搬の実験をしていましたので。。。

通勤で平日は毎日1.5時間位使っていますので2週間で約15時間使います。休日は一日1時間使ったとして4時間使ったことになります。

合計で19時間です。受信時にRT841は77mA食いますので19時間×0.077A≒1.5A・hということになりますがこの算出した値は感覚的に合っているのではないかと思います。

百均の電池は3本で100円ですので4パック買えば432円(税込)になります。これが2週間もつ訳ですから約31円/日のランニングコストです。

電波伝搬の実験にこれ位掛かるのは仕方ないのではないでしょうか。まあ許せる範囲だと思いますけどね。

そんな訳で先ほどダイソーまで17クラウンを走らせて電池を購入してBH-386Bの電池を新品にしましたよ。

単一電池の廃乾電池が一度に10本出ますから相当なものです。(環境には優しくないですね。)

これで次の交換が9月20日頃になるのかな?

イスラエル製の電池箱だった。。。

昨日に入手しました新品の電池箱ですがB.Mさんに内容の詳細を問い合わせたところイスラエル製の電池箱であることが判明しました。

米国製RT841にイスラエル製の電池箱を付けるのはいくらなんでもミスマッチですのでRT841の3号機から取り外しました。

せっかくO.D.色の色合いも合っていたのですが製造国がイスラエルではちょっと許せません。

少し拘りすぎと思われるかもしれませんが拘ってなければRT841なんぞ使わない訳で、この世界は拘ってなんぼの世界だと思うのです。

B.Mさんに問い合わせたついでに米軍の電池箱が無いかを問い合わせたところ1個だけあるということなので早速に売ってもらうように交渉しました。

写真を送って貰いました。

かなり塗装がやられていますね。でも内側は綺麗です。

CINCINNATI Electronics製で正真正銘の米国製のCY-2562/PRC-25ですよ。

こういった個体は最近ではめったに見ることが出来なくなったので貴重です。

お値段は4000円とイスラエル製の新品と同じです。早速に購入手続きをしましたよ。

こんなに電池箱を集めてどうするのかとお思いでしょうが、”きかこ”にとってRT841の電池箱は特別な存在なんです。

それは25年前、要修理品のRT841を手に入れた時に電池箱も欲しかったのですが全然物が無くって入手することが出来ず悔しい思いをしたんです。

イスラエル製の電池箱は新品ですが希少性は無さそうなので穴でも開けてそこから電源ケーブルを引っ張ったりしたいと思います。

RT841/PRC77用、新品の電池箱

RT-841/PRC-77用の電池箱ですがB.Mさんがオークションで新品を出品していましたので思わず落札してしまいました。

落札代金は4000円です。”きかこ”の感覚から言いますとこれは破格の安値です。

冒頭の写真のように本日レターパックプラスでお家に届きました。

そして中身は薄いビニールで包まれているだけの簡易包装です。

思えば25年程前にRT841の要修理品をB.Mさんから購入したときに電池箱だけは本当に希少品で現物を手に入れることが出来ませんでした。

それが今の時代になって新品で手に入るのですから不思議なものです。

ビニールを取り除きました。本当に綺麗でさすが新品です。

この電池箱に組み合わせるのはRT841の3号機で、”きかこ”が持っている米軍のRT841の中では一番程度の良い個体です。

早速に3号機に装着しましたので記念撮影をしましたよ。

O.D.色といっても物によって微妙に色合いが違いますので本当に”どんぴしゃ”な色では揃えられないのですが今回の電池箱はRT841と色合いがなかなか合っております。

このRT841の3号機はもともとペンキの剥げたボロい電池箱が付いていてイマイチ本体の状態の良さとのマッチングが悪かったので今回思い切って落札出来て良かったですね。

こんな無駄遣いばかりしてどんどん貧乏になっていく”きかこ”でした。